安倍内閣は、来年4月から消費税を8%に、再来年10月から10%にしようとしています。
消費税アップは、まず庶民を苦しめます。
同時に国家財政に決してプラスにはなりません。国税収入は90兆円から76兆円に、14兆円も落ちてしまいました。
さらに自治体財政をも苦しめる結果になります。
多賀城市では97年度の市税収入は83億円でしたが、2004年度には73億円に激減してしまいました。多賀城市に交付された「地方消費税交付金」は、97年度の1億3,280万円から98年度の5億8,415万円に増えましたが、その水準は現在も変わっていません。他方市税収入は景気悪化とその対策の減税で減収を続けました。差し引きでも5億円以上の減収です。
参考までに昨年の決算議会の際、当局に求め提出された資料を添付いたします。
他の自治体も同様と思われますが、資料を入手できたらぜひ教えていただきたいと思います。
消費税は家計を壊し、景気を悪化させ、国税収入も地方税収入も激減させ良いことは何もありません(輸出大企業には還付されますが…)。消費税アップはみんなの力で阻止しましょう。