3月2日、藤原益栄市議(日本共産党多賀城市議団長)は平成24年度の予算委員会で(2月20日の 補正予算特別委員会に続き)仮設住宅の委託問題を取り上げました。
藤原市議はまず、「今の仕様書では市による業者への丸投げで、これでは住民自身のコミュニティーも自治会も育たない。自治会や住民のうえに委託業者がすわる関係を、市と自治会の協議と合意内容にもとづき、委託業者が仮設住民をサポートする形に変えるべきだ」と主張、その立場から仕様書の見直しを迫りました。市は、藤原市議の「自治会設立と運営には市が責任をもつこと」「コミュニテイー形成の立場から市政だよりの配布も集会所の管理も住民自身が行うこと」「住民代表、市、委託業者、関係団体の調整会議は市が主催すること」等を提起。保健福祉部長は「その方向で見直したい」と改善の姿勢を示しました。
次に藤原市議は鈴木副市長が20日の補正予算特別委員会の質疑で、共立メンテナンス幹部が住民との会話を隠し録りした問題について、「正確なデータを取るため」「違法ではない」「配慮が足りなかった」と答弁した問題を取り上げ、「委託業者がそういう行為を行ったということは市に成り代わって行ったことになる。それを是認するのかという問題だ」とただしました。副市長は「撤回はしない」としつつも「あってはならない行為である」ことは認め、「共立を厳しく指導した」とし監督不行き届きを謝罪しました。
共立メンテナンスの仮設住宅管理者があるボランテイア活動家に「筋の通らない」金銭の提供を求めた問題では、保健福祉部長はその事実を認め、あってはならない行為であったことを認めました。
また藤原市議は、共立メンテナンス多賀城営業所長の名刺を示し「同社の多賀城営業所が仮設住宅内にある可能性がある」と指摘。保健福祉部長は名刺を確認し調査を約束しました。
藤原市議は、共立メンテナンスが住民との会話を隠し録りしていたこと、筋の通らない金銭の提供を求めた事実があったこと、幹部が根拠もなく住民を痴呆呼ばわりした事実もあったこと、市に無断で仮設住宅に営業所を置いていいたこと、こうした業者が「社会福祉協議会のボランテイアの対応は…」「市の対応は…」「議員の対応は…」等のアンケートをとっていたこと等を示し「仮設管理委託業者にはふさわしくない」と改めて主張、5日の委員会までに随意契約を再考するよう求めました。
宮城県災ボラセンターコディネーターをしているものです。現在、被災地域における支援体制は社協とNPOや個人ボランティア有志中心に総合的、継続性を踏まえた支援活動にシフトしています。支援体制は自治会の活動を中心に支援、補う事形で展開し、必要に応じて24時間体制もとります。一概に雇われた人が決まった曜日、時間に詰所に在中し時間になったら帰宅する訳には行きません。今回の一連の騒動について独自に調査しましたが、影響力がある多賀城市OBと営業活動で頻繁に市役所に出入りしていた女性担当者の親密な関係性が疑われているとの噂も耳にしています。多賀城市の予算でおやりになっていることですから、勝手なんでしょうが、地元の住民としては気持ちが良い感じがしません。何か混乱に乗じて利益を得ようとする動きが見え隠れすること自体、はずかしいのでは?
返信削除契約ごとであるので簡単ではないでしょうが、金額に見合った活動が担保されているのか、されていないのであれば事業が見直しを検討するくらいの気概を持ってもらいたい。
下水道料金過少支払い 指定管理者の審議次回へ【浦河】
返信削除日高報知新聞 - 2012/01/17 18:12
浦河町議会産業建設常任委員会(井上理人委員長)は16日、議会第一委員会室で開かれ、町が平成24年度から3年間を期間とする優駿の里公園(アエル)の指定管理者を「うらかわ優駿の里振興・共立共同体」(代表者・うらかわ優駿の里振興、構成員・共立メンテナンス)とする提案について審議した。
昨年暮れに続くこの日の審議で、荻野節子議員は、共立メンテナンスとグループ会社が埼玉県行田市内で受託運営する民間温泉施設において、不正な配管によって下水道料金の過少支払いがあった問題について指摘。
町はこの事実を知らなかったため、これらの事実関係や同社の対応について調査した上で、再度委員会に報告するよう求めて散会した。
共立メンテナンスなど2社は、この温泉のホームページで「意図したものではないとはいえ、結果として下水道使用料の過少支払いとなった事実はあります」としており、昨年5月までに未払い料金と過料を合わせた1億8300万円を市に納付した。しかし、昨年9月26日に市側の水量算定方法や使用量単価の取り扱いなどが違うとして納入済みの支払い請求取り消しを求めて提訴し、現在係争中という。
松野町議会:「虹の森公園」の指定管理者可決 /愛媛
返信削除毎日jp
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20120313ddlk38010524000c.html
松野町議会は12日、定例町議会で、淡水魚水族館「おさかな館」などがある町河川公園施設で通称「虹の森公園」の指定管理者を、ホテルなど経営する「共立メンテナンス」(本社・東京)に決める議案を、賛成多数で可決した。指定期間は4月1日から5年間となっている。
町議会は5日の臨時町議会で、同町観光公社を指定管理者とする議案を否決していた。「共立メンテナンス」は同日、「森の国ホテル」などの指定管理者にも決まっている。
阪本寿明町長は「施設の営業が継続できる体制ができ安堵(あんど)している」と話している。【川上展弘】
今日は、復興応援団というボランティアグループが呼び鈴を付ける作業をするというので、多賀城公演内、野球場の仮設住宅に行って来ました。残念ながら雨の為、作業自体は雨のため明日に延期となりましたが、コミュニティーセンターのような所に三共メンテナンスという常駐のスタッフがいたのでちょっと驚きました。なぜこんなところに?メンテナンスと言うからには機械等のメンテナンスを行うイメージなのですが、コミュニティーの運営を任されていると聞いて、違和感を覚えました。それも随意契約とのこと。復興と言う名の下にぶら下がる人がたくさんいる、というイメージがあります。とにかく、このような契約には疑問を持たざるを得ないと言えます。調査が必要だと思います。
返信削除もうすでに、問題が取り上げられていたのですね。私の認識不足でした。それでも、今年も同じ共立メンテナンスが業務を行っているのですね。なんだかこのままだらだらと続きそうで不安です。こんな問題のある業者とはすっぱり手を切った方がいいのにと思います。明日も行きますので、少しその辺を注意してみようと思います。
返信削除ところで、住民の方が使うと謳われているパソコンとプリンター各1台がコミュニティーセンターにおいてあったのですが、ここを利用する方々はお年寄りと子供達が主なので、使われている形跡がない様です。試しにスイッチを入れてみたらけて電池の消耗の為使えません様の表示がされていました。無駄なところにお金が使われているなと感じました。
今日は七夕のためお年寄り数人と子供達3、4人が集まって七夕飾りを作っていました。この建物が、とりあえず使われている事に安心しました。
これからも