2011年11月26日土曜日

多賀城市、「台風15号床上浸水に5万円の見舞金」と決定!

11月25日、多賀城市は、台風15号で床上浸水になった住家の世帯主と事業所の事業主に対し、5万円の見舞金を支給する、と発表しました。床上浸水であれば借家でも対象になります。
受け付け期間は2011年12月12日(月)から2012年1月31日(火)まで。受付場所は市役所6階「被災者相談窓口」です。
必要書類は①「台風15号に係る見舞金支給申請書」(市役所6階で配布。市役所ホームページからダウンロードもできます)、②預金口座通帳またはキャッシュカードの写しです。
詳しくは多賀城市役所368-1141 内線163・175(保健福祉部社会福祉課まで)。
日本共産党市議団は10月26日、菊地多賀城市長に対し、台風15号の被災者に見舞金を支給するよう申し入れていました(10月26日のブログをご覧ください)。

2011年11月23日水曜日

日本共産党多賀城市議団、市震災復興計画(案)で意見交換

11月23日午前、日本共産党多賀城市議団は新田中集会所で「多賀城市震災復興計画(案)」について市民と意見交換会を行いました。意見交換会は藤原益栄市議団長が市計画の概要と党市議団の問題意識を報告。のち参加者から意見をいただきました。会場から、宮内在住の被災者、都市計画の専門家、無線施設の専門家、住民運動家、元市議など様々な角度から踏み込んだ意見がたくさん提出されました。日本共産党市議団はこれらの意見を、独自にまとめ市長に提出する予定です。詳しくは『多賀城民報』第837号をご覧下さい。

2011年11月19日土曜日

最新の多賀城民報をアップしました。

5月中旬より、『多賀城民報』がアップされないままになっていましたが、中抜けはありますが、最新の号をアップいたしました。「多賀城の動きを知るには『多賀城民報』が一番!」との評価をいただいています。ぜひご覧ください。

2011年11月16日水曜日

日本共産党多賀城市議団、市復興計画案について意見交換会を予定

今被災自治体で「復興計画」の作成が急ピッチで進んでいます。多賀城市も11月中に市民の意見を徴収し12月には決定したいとしています。日本共産党多賀城市議団(藤原益栄団長)は23日(水)午前10時より新田中集会所において「市復興計画(案)に関する意見交換会」を開催することにいたしました。市の復興計画案の概要、党市議団が問題と考える点の報告を行ったのち、参加者から意見をちょうだいいたします。お気軽にご参加ください。

2011年11月15日火曜日

高橋千鶴子衆院議員、「多賀城・七ヶ浜復興祭」であいさつ

11月13日に陸上自衛隊多賀城駐屯地で開催された多賀城・七ヶ浜商工会主催の「復興祭」で、日本共産党衆院議員の高橋ちづこさんが「二重ローン問題も超党派で成立の見通し。引き続き被災地支援で頑張ります」と挨拶。会場は前日の雨で若干ぬかりましたが市町民2万3千人の人出でにぎわいました。
今年の同商工会主催の賀詞交換会に初めて案内を受け参加。「災害対策特別委員会の委員として頑張っています。まだまだ不十分ですが被災者再建支援制度の充実をはかることができました。宮城沖地震が心配されています。さらに頑張ります/昨年は奈良遷都千三百年。これからは多賀城の時代」とあいさつし、満場の拍手。その後党市議団4人と一緒に参加者と新年のあいさつを交わした。「いつも『多賀城民報』で国会報告を見ています」とたくさんの方から声をかけられ「『多賀城民報』はみんなに読まれているんですね。初対面の感じがしませんでした」とちづこさん。鼻高々でした。
ところでちづこさんの「多賀城の出番」とは2024年が「多賀城創建千三百年」であることを想定してのものと思います。「貞観の大地震」は知ってはいましたが、まさか、こんな大きな津波が多賀城を襲い、「被災者生生活再建支援金」を自分たちが活用することになるなど、考えてもみませんでした。
多賀城でも賀詞交換会にちづこさんが初めて招待をいただき、日本共産党も義援金50万円を多賀城・七ヶ浜商工会にお届けし、今回「復興祭」に招待をいただいた。垣根はどんどん低くなっていることを実感。13日の宮城県議選では日本共産党は2から4に倍増しました。

日本共産党多賀城市議団、「台風15号豪雨災害」で市に申し入れ

10月26日午後、日本共産党多賀城市議団は市長に対し、「台風15号豪雨災害の対応に関する申し入れ」を行いました。市長は出張中のため副市長が対応をし、その中で「床上被災者については見舞金を考えている」と回答しました。日本共産党市議団がおこなった申し入れは以下のとおりです。

                                                                                                       平成23年10月26日
多賀城市長 菊地 健次郎 殿
                                                                                                  日本共産党多賀城市議団
                                       台風15号豪雨災害の対応に関する申し入れ

日夜たがわぬ被災者支援の取り組み、心より敬意を申し上げます。
さて本市は、東日本大震災の被害も癒えぬなか、9月21日に台風15号豪雨により94年の「9・22水害」以来17年ぶりに被害が発生いたしました。これまでも折々に様々な指摘と対策を提起してまいりましたが、改めて「台風15号豪雨災害の対応」に関し、以下の申し入れを行います。
                                                                       記
1.台風15号豪雨災害被災地域は、東日本大震災の津波被災地域と重なっており、被災者に多大な苦汁を与えている。よって、台風15号豪雨被災者に対し見舞い金等を支給する措置をとること。
2.本市は1990年の水害以降、雨水排水路や雨水排水ポンプ場の整備など雨水排水対策に鋭意務めてきた。これら整備した諸施設が十分に機能したか詳細に検討すること。とりわけ八幡排水区について、なぜ今回も大きな被害が発生したのか、入念に 調査すること。また地盤沈下の影響についても調査し必要な対応をすること。
3.本市は時間雨量52㍉に対応できることをめざし整備をすすめてきた。しかるに中央排水区のポンプ場整備、八幡排水区の貯留施設、大城地域の雨水排水施設は目標に対し未達成ないし未着手となっている。したがって、以下の事項につき早急に整 備をすること。
(1)中央ポンプ場へのポンプ1台の増設。
(2)八幡排水区の貯留施設の整備。
(3)大代地区の雨水排水路やポンプ場など雨水排水諸施設の整備着手。
(4)高橋雨水幹線の整備を急ぐこと。
4.留ヶ谷雨水幹線の留ヶ谷2丁目地域について以下の措置を講じること。
(1)中央ポンプ場へのポンプ1台の増設にあわせ、旧JR塩釜線の煉瓦橋を保存しつつ、留ヶ谷2丁目の雨水を効果的に排水するためのバイパスを設置すること。
(2)留ヶ谷2丁目の水路敷分については堆積した土砂を撤去するとともに、水路敷以外の土地保全のために鋼矢板を設置する等の緊急措置を講ずること。
(3)雨水対策に効果的であるとともに名所「野田の玉川」を感じさせるよう景観にも配慮した計画を策定し整備に着手すること。
5.一本柳地区への工業団地造成は治水環境を劇的に悪化させ、多額の雨水対策が必要になる。同地域の開発は中止し引き続き農地として活用するとともに、既存市街地の雨水対策を急ぐこと。                                                                                                                                 以上

日本共産党の天下みゆきさん、県議選2人区(塩釜市)で勝利!

11月13日投開票の宮城県議会議員選挙塩釜選挙(2人区)区で、日本共産党の天下みゆきさんは4,920票を獲得、8年前に失った虎川太郎さんの議席を見事回復しました。快挙です。この選挙戦では多賀城市議団をはじめ、周辺の議員団と党・後援会も勝利をめざし奮闘しました。
各候補の得票は以下のとおりです。
佐藤   光樹 44   6,577票 自民現③
天下 みゆき 55    4,920票 共産新①
柏   佑整 64   4,433票 自民現
阿部  真喜 25    3,279票 民主新
      松木  英一 61    1,210票 無所新
多賀城をはじめ周辺市町の課題もどんどん取り上げていただこうと考えています。復旧復興と公約実現に全力をつくし、4年後必ず再選を!

「一部損壊への助成さらなる充実を!」共産・公明市議団が市長に申し入れ

11月1日から、一部損壊の修理代が50万円を超えた世帯と店舗に対し、助成金を支給するための受付を市で始めました。これは私たちが議会でも要求、署名運動にも取り組み、市議選でも最大の公約に掲げていたものです。
助成額は工事費が50万円台なら5万円、60万円台なら6万円…とし、100万円を超えた工事については10万円というもの。
市当局は当初、一部損壊への助成については考えていませんでしたが、選挙前の東日本大震災調査特別委員会の意見が一致し市長に要求したことで事態が大きく前進しました。
ところが第3回定例会に市が示したものは「50万円以上100万円未満については5万円」「100万円以上は10万円」「マンションの共用部分は対象にしない」というもの。
私たちは「5万円と10万円では差がありすぎるので、工事費に対し一律10%の補助を」「限度額はお隣利府町並みの20万円に」「マンションの共用部分も助成の対象に」と修正を要求しました。その結果示されたのが上記に内容です。
選挙後に再設置された東日本大震災調査特別委員会で「工事費の下限は50万円から20万円に引き下げる」「補助限度額は15万円とする」を全員の意志として市長に迫ろうと模索されましたが、最大会派の自由民主党が反対し意見は一致しませんでした。そのため日本共産党市議団(4名)、公明党(3名)、市民クラブの3会派8名は、10月17日午後、上記内容を市長に申し入れ、最後まで「市民が望む支援制度に」と努力を重ねました。

宮城県多賀城市議選で日本共産党4候補全員当選!議席占有率は22.22%に!

9月11日投開票で行われた多賀城市議会議員選挙で、定数4減(定数18)のなか日本共産党の私こと藤原益栄、佐藤恵子、柳原清、戸津川晴美の4候補全員が中位で当選することができました。4人の得票結果は以下のとおりです。
     藤原   益栄  1,176票  8位
       佐藤   恵子    985票  12位
       柳原   清   1,027票  11位
       戸津川 晴美   1,190票  7位
議席占有率は18.18%から22.22%に前進。東日本では東京都狛江市に次ぐ有数の議席占有率となりました。勝利の要因としては被災者支援に献身的に取り組んだこと、被災者に寄り添った政策提起を行ってきたことがあると思います。
また、今回の結果を16年前と比較すると、得票率(10.51%→19.39%)、議席占有率(10.71%→22.22%)ともに倍化となっています。これは後退しつつも赤旗日曜版で有権者比2%を維持してきたこと、2000年10月より地域新聞『多賀城民報』を週刊で発行し続けてきたこと、年に数回『市議団ニュース』を全戸配布し市制の問題点と議員団の活動を知らせる努力を続けてきたこと、10年前に「多賀城懇話会」(革新懇)が結成されともにさまざまな市民運動を取り組んできたこと、等があると考えています。
詳しくは『議会と自治体』2011年11月号の私のレポートをお読みください。